1. 南官杓(ナム・グァンピョ)駐日大使は2019.7.18(火)午後、日本慶應大学三田キャンパスで開催された「韓半島国際平和フォーラム2019 日本地域議論会」に出席、祝詞を述べました。
2. 南官杓大使は祝辞を通じ、「6月30日、歴史的な南北米首脳間板門店会合以降、米朝間の対話が見込まれている時に、韓日両国の専門家の皆様を迎えて、韓半島の非核化と平和体制をテーマに議論をする機会が設けられたのは時宜にかなっていて、非常に意味深いことだ」と述べました。
また、韓日関係については、「現状を改善するためには相手の立場を尊重し、理解する姿勢が必要だ」とし、「日本政府の輸出規制措置は韓日両国だけではなく世界経済にも貢献してないため、一日も早く円満な解決策が講じられるよう、両国が共に努力することを期待する」と述べました。
韓日関係の改善のためには、「歴史問題のような敏感で難しい問題は個別に管理していく一方で、知恵を集めて解決策を模索し、未来志向の発展のための協力は別のトラックとして進展させていくべきだ」と述べ、「韓国政府は韓日関係の早期回復や未来志向の関係発展のため、首脳会談を含むあらゆるチャンネルで両国間の意思疎通が行われることを期待し、尽力していく」と強調しました。
3. 「韓半島国際平和フォーラム2019日本地域議論会」は「韓半島非核化と日本の役割」をテーマとして、韓国統一部が主催し、韓国の世宗研究所と日本の慶應大学の現代韓国研究センターが共同主管した行事であり、徐虎統一部次官が基調演説し、具甲祐慶南大学教授、秋山信将一橋大学教授、金基正延世大学教授、倉田秀也防衛大学教授がテーマ発表や議論などに参加しました。

