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笑顔で日本語レッスン 気仙沼・小さな国際大使館 秋期教室始まる

DATE
2009-09-25
 気仙沼市小さな国際大使館の「秋期日本語教室」が9月に開講し、24日、2週目の講座が市地域交流センターで開かれた。秋期教室は11月26日まで11回、毎週木曜日に開かれる。
 日本語教室は結婚などで気仙沼に住み始めた外国出身者を対象に、日本語での会話や社会のルール、習慣などを優しく教える無料講座。ボランティア「はまろう会」のメンバーが講師となり、習熟度に応じてほぼマンツーマンに近いレッスンをしている。
 24日は、中国や韓国などから移り住んだ6人が出席。初級者はテキストを見ながら、自己紹介のしかたやあいさつなど基本会話を学んだ。はまろう会のメンバーは和やかな雰囲気づくりに努めながら丁寧に指導した。
 また、市が一般家庭に配布している「ごみ出しルール表」をベースに、中国語、英語、韓国語のごみ出し表を作って出席者に配った。水上文男さんは「言葉がよく通じないと、ごみの出し方一つで家庭内のトラブルに発展しかねない。本年度は表の説明文に細かな変更点もあるようなので、最新の外国語版を作った」と話した。
 結婚で6月から気仙沼市本吉町に住み、7月の夏季教室から参加している佐藤美紀さん(39)=韓国出身=は「日本語教室はとても勉強になっている。料理に関する言葉を早く覚えたい」と笑顔で話しながら熱心に取り組んでいた。
 教室では10月、気仙沼市民の森で芋煮会を計画している。

三陸河北新報 2009.9.25
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